腰痛の治療

《病院で行なわれる腰痛治療》

1. 薬物療法
薬を用いる治療法です。
・ 消炎鎮痛剤で、痛みを止めます。
・ 筋弛緩剤で、筋肉の緊張をほぐし、痛みを軽減させます。
・ ビタミン剤で、神経の損傷の回復を手伝います。
・ 精神安定剤で、腰痛からくるストレスで筋肉を緊張させてしまうのを防ぐために、用いられます。
・ 骨粗しょう症治療薬は、骨粗しょう症が原因の腰痛に用いられます。

2. 温熱療法
患部を温めて、血行をよくすることで、痛みを和らげていきます。

3. ブロック療法
局所麻酔剤を注射し、痛みを伝える神経の働きを止めます。
4. 手術療法
手術で痛みの原因を取り除いていきます。最近は、内視鏡を使って手術を行い、小さな傷痕が残るだけになっています。また、翌日から歩くことが出来ます。
腰椎椎間板ヘルニアなどが原因で起こる腰痛でも、重症になってくると、手術が必要になることがあります。

5. 牽引療法
下半身を引っ張って、腰を伸ばしていきます。

6. 体操療法
腰を支えている筋肉を強化させていきます。

7. 装具療法
コルセットや腰痛ベルト、サポーターで、腰の負担を軽くします。
サポーターには幾つかの効果があります。
1) 腹腔圧上昇効果:腹部に適度な圧迫を与えることで、胃腸・肝臓などが収容されている腹部内の隙間への圧力を上昇させます。しぼんだボールの真ん中を握ると全体が硬くなるように、身体を内側から支え、腰椎への負担を軽減させていきます。
2) 姿勢制御効果:背中側を固定することで反り過ぎをおさえ、腰への負担を軽くしていきます。
3) 保温効果:腰を温めて、筋肉の緊張をほぐし、リラックスさせます。

《腰痛に効く温泉》
温泉の成分によるものもありますが、その他にも、水圧や温熱効果で血行が良くなり、筋肉の緊張がほぐれるためだとも言われています。
入浴のコツとして、回数は、当初一日に2~3回程度にして、様子を見ながら体調に合わせて、一日に3~4回に増やし、湯治の終わる頃には、また、一日に2~3回に減らしていきます。
入浴時間は、空腹でもなく満腹でもない頃に、15~20分くらいが適当です。また、ホルモンの関係で、午後9時ごろの入浴が良いという話もあります。
入浴後は、湯冷めしないように保温を心がけ、ふとんに静かに30分から1時間休むと、湯治効果があがると言われています。
湯治目的の逗留ならば、湯治十日の言葉もあるように、10~14日くらいの滞在が効果的です。

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