腰痛とは

腰は、骨でも筋肉でもない「腰」という部分を指します。
腰痛は、筋肉が起こすもの、骨の状態が起こすもの、また、内臓疾患のトラブルによって引き起こされるものがあります。 筋肉や靱帯、骨や脊髄、内臓疾患などによって起きる腰痛は、その病名によって呼ばれますが、原因がわからないときは、腰痛症として、一括して呼ばれることが多いようです。

腰部は、腰椎と骨盤と筋肉で構成されています。
腰椎(ようつい)は脊椎の下になります。脊椎とは、背骨のことを指し、多くの椎骨(ついこつ)が椎間板というクッションを挟んで、首から背中の中心を通りお尻まで繋がっているものです。椎骨の空洞部分を神経が通っています。脊椎は腰椎の部分で構造が変わって馬尾(ばび)と呼ばれます。
腰椎は5つの骨が椎間板を挟んで連なっています。これは、人によって異なることもあります。

椎骨の馬骨が通る部分を椎孔と言い、それが並んでトンネル状になったものを脊柱管と呼びます。馬尾から枝分かれした神経根が夫々の椎間孔を通って、体の各部に繋がっています。
骨盤(こつばん)は体の中心に位置し、脊柱の一部である仙骨1個と、それぞれ左右一対の腸骨・恥骨・坐骨の7つの骨が環状に結合した構造をしています。大きく板状に広がった腸骨が内臓を支えています。
股関節と連結しており、上肢と下肢を支える体の支柱の役割を果たしています。
横から見ると、やや前に傾いていて、正面から見ると逆三角形をしています。

骨盤はバランスをとったり、歩行したりという日常生活で重要な役割を果たしています。
また、骨盤は、頭蓋骨と並んで、もっとも男女差のある骨です。女性の骨盤は、男性に比べて横に広く、縦に短い形状になっています。また、骨盤の中央の孔は、出産の際に胎児が通るために、女性は丸く、男性は三角形に近い形になっています。他にも女性は排卵と生理の周期ごとに微妙に開いたり閉じたりという運動を行ないます。

骨盤の筋肉には、大腰筋、腸骨筋、大殿筋があり、背部の筋肉として、脊柱起立筋があります。
大腰筋とは、背骨と大腿の骨を結ぶ筋肉です。
腸骨筋は、骨盤と足の付け根を結ぶ筋肉です。
どちらも、上半身と下半身を結ぶ数少ない貴重な筋肉の一つです。おもに、足を上げるときに使われます。大腰筋と腸骨筋を合わせて「腸腰筋(ちょうようきん)」と呼びます。

大殿筋は骨盤の後ろから大腿の横についている筋肉でお尻のプロポーションの成形だけでなく立つ・歩くといった日常動作に欠かせない筋肉の一つです。
大殿筋と骨盤の前側にある腸腰筋が協力して働きます。
例えば、階段を上る時、腸腰筋が大腿を上げ、大殿筋が大腿を後方に引きます。このようにお互いの筋肉を使って立ったり歩いたりすることができます

脊柱起立筋(せきちゅうきりつきん)は、長背筋のうち、脊柱の背側に位置する筋肉です。脊柱起立筋のうち、外側の筋群を腸肋筋、中間内側の筋群を最長筋、最内側の筋群を棘筋と呼びます。脊柱の上下の両側にある長い筋肉で、片側が動けば脊柱を横に曲げ、両方が動けば、脊柱を後ろに反らせます。

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